2024年03月08日

 「寝る子は育つ」と言われるように,子どもの睡眠の大切さはよく知られていますが、子どもの良好な睡眠をどのように確保すればよいのか、お悩みの保護者の方も多くおられます。核家族化や少子化が進み、自然な子どもの眠りについて身近で経験することが減っていることもその原因の一つと言われています。日本の子どもは海外より睡眠時間が短いことや、睡眠が不足すると成長や発達にも影響することが指摘されています。
 一方で、近年急速にスマートフォンやタブレットなどの情報通信機器が普及する中で、動画やアプリを育児に活用している方も増えていますが、その広がりや子どもの発達への懸念も指摘されています。
  厚生労働省科学研究費補助金「未就学児の睡眠・情報通信機器使用研究班」では、2015~2017 年度に就学前のお子さんの睡眠と情報通信機器使用についての実態やその影響についての研究を行い、「未就学児のための睡眠指針」を作成しました。
 調査の過程で、多くの保護者の方から、子どもの睡眠についての疑問が寄せられました。このパンフレットは、その疑問にお答えするものです。ぜひご家庭での育児にお役立てください。
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